お薦め本!「日本人の9割が間違える英語表現100」キャサリン・A・クラフト著

ネイティブの使う英語の感覚は、学校ではなかなか学べない・・・

 

最近の英語の教科書は少し進化しているかと思いますが、私が中学校の時に最初に教わったのは、もれなく・・・

” This is a pen. “

どうしてそこから始まるのかいまだにナゾですが(笑)、とにかく必死で

「これは1本の鉛筆です。」

「これは1つの机です。」

とかやっていた訳です。

 

たくさんの文法を教わって、高校時代のある時・・・いつも厳しい英語の男性の先生が、交換留学生を教室に連れてこられました。

そこで見てしまった現実は・・・!?

あんなに偉そうだった英語の先生がぜんぜん留学生と会話がスムーズに通じていない・・・(._.)

先生には申し訳ないのですが、あの瞬間が、私が読み書きだけやっていてもダメだ!と確信した瞬間でした。(笑)

英語は勉強の対象ではなく、「コミュニケーションツール」。

普通に考えて、ごく日常で良く使われることを優先して学べば、簡単な言葉しか知らなくてもコミュニケーションは成立するのです。

・簡単な言い回しをどれだけ知っているか?

・簡単な単語をどれだけ使いまわせるか?

そんな単純なことが大事だな、と思います。

 

日本人が勘違いしやすいポイントを知っておく

 

日本人がつい考えすぎて間違って覚えてしまう英会話の裏には、「日本語に直してから考えようとしている」ことがあることが多いです。

英語で質問されて、答えようとするときに、頭の中でつい日本語に直してそれから英訳しようとする。

これを思い切って止めちゃってください♪

 

今日ご紹介したい本、「日本人の9割が間違える英語表現100」の中には、こんな例があります。

A: Don’t you love me?

B: No, I do.

っていっちゃいそうになっていませんか?

日本語的に、「ううん、そんなことないよ!愛してるよ。」みたいなお答え。

「No」と聞いた瞬間にその場が凍ってしまいます。(笑)

 

本当は、

A: Don’t you love me?

B: Yes, I do.

「もちろん、愛してるよー。」

みたいな感じですね。

 

ポイントは、Do や Don’tで聞かれた際に、それが自分が「やる」ことだったら「YES」ですし、「やらない」ことだったら「NO」。

Yes, I do. か No, I don’t. しかあり得ないので、最初の例のように、No, I do.はナシ!です。

 

 

例えば、口語では

You haven’t had lunch yet?

まだランチ食べてないの?

と聞かれた場合はどうでしょう?

日本語で答えるとすると、「ううん、もう食べたよ。」

それを英語に訳そうとすると、つい「No, I did have lunch.」とか言ってしまいそうです。

 

本来は、

Yes, I did have lunch.

 

食べた、という肯定だから「YES」ですね!

そんな例文がたくさん書かれているこの本、ぜひ正しい活用法の方を繰り返し、声にだして練習してみてください。

 

「日本人の9割が間違える英語表現100」

動物の名前や鳴き声を発音する4歳の女の子。いろんな事に興味があるお年頃です♪ 英語の音をそのまま丸ごと覚えていきます。

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