英語習得の動機には、ただ日常会話を習得したいというものから、ビジネスで交渉しなくてはならないので、などいろいろあるかと思います。
今日はビジネスシーンで必要なプレゼンテーションについて書いてみようと思います。
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そもそもプレゼンテーションの目的は?
プレゼンテーションシーンには、主に次のようなものがあると思います。
・ビジネスの交渉相手への提案
・上司に何か承認してもらいたい時の提案
・営業実績などを説明する会議でのプレゼン
特に「提案」するプレゼンテーションを行いたい場合、日本人が間違いやすいプレゼン方法があります。分かっているつもりでも、やってしまいがちな失敗。。 避けたいものですね。
そもそも何のためにプレゼンテーション、「提案」を行いたいのか考えてみましょう。
「承認」してもらう、または「納得し契約意思を固めてもらう」ためです。
では、プレゼンを行う相手はどんな人達でしょうか?
・営業先の意思決定者
・上位マネージャー
こういった人達は何を求めているのでしょうか? 何しろ時間がない、忙しい人達です。
ポイントをついて簡潔に、納得いく内容が欲しいに違いありません。
日本人がやってしまいがちなプレゼンテーションの失敗
英語と日本語では、そもそも語順が違います。
英語の場合は、主語、述語が最初にきて、その後に説明、修飾がきます。
日本語の場合、例えばですが
「〇〇さんが、実は会社に行く途中に奥さんから電話があったらしくて、いったん家に戻らなくてはならなかったようで・・会社に30分くらい遅れてくるようです。」
要点は「〇〇さんが会社に30分くらい遅れてくる」 それだけです。
忙しい上司の方は、きっと結論だけ聞きたいはず。
これを、1時間のプレゼンテーションで順番を間違ってやってしまうと最悪なのです。 どんなに良い提案であっても、20分を過ぎた頃に相手がイライラしだすのが伝わってきて、余計に焦るハメになります。
説得力のあるプレゼンテーションの順番とは
説得力のあるプレゼンテーションにはシンプルな戦略的順番があります。 次の順番はモンローシークエンスとして知られている手法です。この順番に沿ってポイントをまず手書きで整理すると良いですね!
Step1 ATTENTION
Appleのスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンテーションを聞いた事はありますでしょうか?
「すべてを変えてしまうような革新的な商品を発表」という前置きで聴衆の集中力が高まります。
テクニックとしては、衝撃的なストーリーを冒頭に話したり、聴衆に質問を投げかける、ショッキングな数字を見せる、などがあります。
このようなプレゼンテーションのスタートは、まず関心を高め、集中してもらうのに効果的です。
STEP2 ESTABLISH THE NEED
次に、なぜそれが必要なのか? それがないとどうなってしまうのか?
または、現在どういう状況で、それをどのように変化させる必要性に迫られているのか?
そのようなことを背景説明、裏付ける数字などで説明していきます。
STEP3 SATISFY THE NEED
プレゼンテーションの中核にくるのは、あなたの提案する「解決策」です。
あまり詳細に入っていくのではなく、どうしてこの「解決策」が最適なのか、ポイントを完結に説明します。 ここでは、過去の例やストーリーを展開しても良いでしょう。
STEP4 VISUALIZE THE FUTURE
あなたの「解決策」を採用すると、どんな世界が待っているのかを示すパートです。
ポジティブな明るい世界を見せるのも一つですし、もしも採用しなかった時に待っているネガティブな世界を見せる(恐怖を感じてもらう)なども効果的です。 もちろん、ポジティブ、ネガティブの両側面を示して比較するのも有効ですね!
ここまでくると、説得力のあるプレゼンテーションでは、かなりの割合の聴衆が「採用してみようかな」と思い始めているはずです。
STEP5 CALL TO ACTION
最後は、アクションに移してもらう最後のステップです。
次に何をしてもらえば良いのか、明確に伝えてください。あなたのプランをスタートするのに、どんなアクションが必要か、どの程度時間がかかるのか、場合によってはコスト面も含め説明します。
例えば高価なプランなどの場合、お試しプランはいくらでスタート出来て、何か月は気に入らなかった場合には返金可能、またはいつまでに申し込みすれば割引、など魅力的なパッケージもあると最強です。
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さあ、どんなプレゼンテーションをすれば良いか、イメージが沸いてきましたか?
そして忘れてはならない大事な事ですが、パワーポイントなどで資料を作る際、文字をたくさん入れすぎないようにしてください。 インパクトのある色使い、ポイントだけを強調したようなグラフが最適です。
資料には言葉を入れすぎず、あなたのプレゼンテーション力で、成功をつかんでください!